20151031文章1 のバックアップ(No.1)


ペッポー「trickortrick‼︎」

コア=トル「出たなポペプピパンプキンの妖怪パピプペッポー!」

ペッポー「な、何だよそれは!それに僕はカボチャの妖怪じゃなくてジャックオランタンだ!」

スリート「え、違うの!?」

ペッポー「違う!」

秋義「トリックオアトリート!」

グノーム「図書館は飲食禁止だよ?」

秋義「そう言いながらくれるのか」

グノーム「いつものお礼も有るんだからね!」

秋義「いつものお礼……御礼参りか!?」

グノーム「違うよバカ!!!」

至「ギルド長ー、トリックオアトリートー」

昴「お前今日何回目だ!」

至「んー……覚えてないやー!」

昴「ミナギリの菓子食わせんぞ」

輪音「あらぁ、そういう事言うのねぇ……ミナギリさんに言っちゃおうかしらぁ?」

昴「そ、それだけは」

至「お菓子はー?」

輪音「はい、私の肝入りだけどどうぞ」

昴「なんて物作ってんだお前は」

輪音「あら、トリックアンドトリートの提供よ」

至「白浜が言うと本当に入ってそうだなー」

輪音「コッチは入ってないわよ」

至「やったー!」

昴「待て、『は』ってどういう事だ『は』って」

雷火「トリックオアトリート!」

史徒「残念ながら僕は持っていないんだが……トリックオアトリート」

雷火「えっ」

史徒「……まさかとは思うが君も持っていないとか言うんじゃないだろうね」

雷火「……ない」

史徒「何なんだ君は」

雷火「お菓子貰えると思って……」

楓「トリックオアトリート」

永住人「何、そんな人間の考えた事に踊らされてるの?」

楓「ならいいや外で言って集ってくるわ」

永住人「待って待って待って今樹っつぁんがお菓子くれるって」

楓「マジでか」

樹「いきなり言わないで下さいよ、有るか無いかで言えば有りますけど」

楓「あるんだ」

ラバック「トリックオアトリート、だよう」

ながし「……私南瓜より人参派なんですけどね」

ラバック「何か盛大に勘違いしてねぇかよう?」

楓「お菓子かお菓子」

リプレ「かしくれ」

陸「何がいいの?」

楓「なんでもいいよ」

リプレ「うまいやつ」

陸「はいどうぞ……ってちょっと待って、もうハロウィン関係無くただのお菓子の要求じゃない?」

リプレ「ばれたか」

陸「ばれるに決まってるでしょ」

スリート「トリックオアトリート!」

モント「はい、お菓子ひとつサービスです」

スリート「わーい!」

アイシーン「あら、私にも?ありがとう」

コア=トル「ねぇねぇスリートちゃん、ウチもサービスしてるからきてよ!」

トゥヴァン「え、そんなのしてたのか?私は知らないぞ?」

コア=トル「説明しよう!トリックオアトリートと言うと私がかき氷をプレゼ」

トゥヴァン「風邪ひくわ!」

マッダー「今日のおやつはハロウィンらしくフレンチトーストだよ」

キッパー「どこがだ?確かに変わった形ではあるが……ッ!?な、何だこれは!」

マッダー「車麩のフレンチトーストだよ、驚いたでしょ?」

キッパー「……わかった、驚いたのは認めよう、認めるから今後二度とするな」

マッダー「残念、口に合わなかったかぁ……」

ペッポー「トリックオアトリート!どうせお前ら菓子なんか持ってないんだろ?イタズラさせやがれ!」

アイシーン「あら、有るわよ?はい、ドーナツ」

トゥヴァン「残念だったな、私も持っているぞ?ほら、キャンディーだ」

ペッポー「も、持っている上にカボチャ味だと!?どこまで気を使ってやがるんだこいつら!!」

秋義「トリックオアトリート!」

エスプリースト「……怪我の手当てに来ているのを忘れてはいないかい?」

秋義「それはそれ、これはこれ……的な」

エスプリースト「的な、って君……仕方ない、ハロウィンらしくは無いがこれでいいかな?」

秋義「おかき……」

エスプリースト「おかきも立派に菓子だよ」

スリート「ト、トリックオアトリート!」

雷火「あ、アイシーンさんのトコロのお弟子さん!こんな端っこまで来たの?凄いじゃん!」

史徒「……挨拶よりも先に菓子を与えてやったらどうかね」

雷火「あ、そっか……はい、月の光をたっぷり浴びた蜂蜜」

史徒「果たしてそれは菓子と言えるのかね?」

スリート「わーい!触媒にしよっと!」

雷火「喜んでるし良いんじゃないの?」

史徒「それは菓子として喜んでいる様には見えないがね」

雷火「うーん……じゃあこの満月飴!」

史徒「それは只の鼈甲飴だ」

スリート「飴も!?やったー!!」

雷火「ふっふーん、これはタダのべっこう飴とは違うんだよ?」

史徒「……僕には只の鼈甲飴にしか見えないがね」

雷火「かじってみて!」

スリート「え、でも……」

雷火「もう一本あげるからさ、ほらほら!」

史徒「強要する程の代物には見えないが……」

スリート「じゃ、じゃあ……ぱり」

雷火「それでね、それでね!形!形見てみて!」

スリート「……あ!みかづき型だ!」

雷火「そうなの!齧ると必ず三日月型になるように出来てるの!」

史徒「本当かね?バリバリバリ」

雷火「やめて!」

グノーム「トリックオアトリート!」

エスプリースト「そう言いながら菓子を渡すとは……実に斬新だね」

グノーム「保健室だとあんまり縁が無さそうなイベントでしょ?だから来ちゃった!」

エスプリースト「……気遣いは有難いけれども、来る生徒来る生徒唱えてくるから縁を切れないイベントだね」

グノーム「え?怪我してんのに?」

エスプリースト「怪我も具合も悪くないなら私は菓子なんか渡さずに追い出すよ」

グノーム「……この学校の生徒、凄いタフだなぁ」

エスプリースト「先程宝藤も来て唱えていたよ」

グノーム「ほーとーも!?ま、まぁ言いそうだけど……大丈夫かなぁ」

エスプリースト「……そんなに気にしなくても怪我自体は大した事は無いよ」

グノーム「そうなの?良かったぁ……」

エスプリースト「そんなに彼が心配かい?」

グノーム「え!?だ、だってすぐ調子乗って怪我するし!」

エスプリースト「……否定はしないな」

秋義「ブェックション!」