2015年の12月 のバックアップ(No.1)
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キッパー「今日の公務は何だったか……」
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マッダー「ちょ、ちょっと待って!ストップ、ストップ!」
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キッパー「何故止める」
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マッダー「昨日で仕事納めなんだから仕事したら駄目だよ!」
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キッパー「……貴様、一体何を言っている?」
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マッダー「そのままの意味だよ?」
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キッパー「……何を根拠に仕事納めを私に強要していると言っている」
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マッダー「じゃーん」
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キッパー「それは……!?」
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マッダー「キッパーが寝てる間の法会議で可決させたから、今日から行政公務は休みだよ」
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キッパー「……」
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マッダー「全員一致の可決だよ?皆やっぱり休みが欲しかったんだろうね」
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キッパー「……人員整理を考えねばな」
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マッダー「独裁者なんだから国民の要望を感じてあげなきゃ駄目じゃないか」
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キッパー「……政治で貴様に説教される日が来るとはな」
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マッダー「と、いう訳で今日は仕事禁止ね!」
キッパー「……認めん」
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マッダー「え?」
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キッパー「議長無き会議の結果など認めん!!」
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マッダー「……いや、キッパー1人が否定しても会議承認されるよね」
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キッパー「それは……」
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マッダー「1/3迄休みなんだから、そんなにカリカリしないでさ、ゆっくりしようよ」
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キッパー「誰の所為で怒っていると……」
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マッダー「誰のせいだろうね?こわいなぁ」
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キッパー「貴様……!」
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マッダー「色んな所へ遊びに行こうね」
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キッパー「待て、ゆっくりは何処へいった」
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マッダー「なんだかんだ言ってやっぱりキッパーも休み楽しむつもりじゃ……ってぅわ!?」
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キッパー「破いてしまえば関係無かろう」
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マッダー「あ、危なかった……」
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キッパー「この様な動きだけ俊敏だな」
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マッダー「言っておくけどこれコピーだから、破いても原本は隠してるからね」
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キッパー「……何処迄も小癪な奴だ」
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マッダー「破きにくるキッパーも大概だけどね」
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キッパー「……原本を探し出して処分するからな」
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マッダー「公務の一体何がそこまでキッパーを駆り立てるんだい?理解出来ないよ」
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キッパー「貴様理解されようなどと思ってはいない、原本を寄越せ」
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マッダー「絶対にやだ」
コア=トル「年末の大掃除サボって遊びに来……何この空気!怖い!」
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キッパー「良い所に来たな、あの紙の原書を処分しろ」
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コア=トル「え、めんどいからやだ」
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マッダー「彼女は僕の味方みたいだね」
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キッパー「……」
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コア=トル「というかこの紙何?……ふむふむ」
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マッダー「キッパーの仕事中毒を治してあげたいんだよ」
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コア=トル「何?年末年始キッパー暇って事!?そしたらめっちゃキッパーで遊べるじゃん!!最高!!!」
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マッダー「キッパーで、ってどういう事だい?」
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コア=トル「え、そこツッコむとこ?」
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マッダー「キッパーで、は認められないかなぁ」
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キッパー「何故貴様の許可を得る必要がある、必要なのは私の許可だろうが」
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コア=トル「イェーイ!キッパーの許可貰ったもんねー!」
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キッパー「私が許可する訳が無いだろうが」
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マッダー「なら僕と遊ぶのは?」
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キッパー「死ね」
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マッダー「理不尽……」
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コア=トル「プー断られてやんのー」
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キッパー「貴様も黙れ」