天狗VS西洋の鬼 のバックアップ(No.1)


徳丸「よぉ、久し振りに来てやったぜえええ?」

キッパー「……何しに来た」

マッダー「窓を割ってくるなんてラバックの知り合いか何かかい?」

キッパー「知り合い?敵でしか無いが」

徳丸「ちょっとしたトラブルを延々根に持つとか吸血鬼ってのは面倒な奴しか居ねぇみてえだなぁ?」

キッパー「……」

マッダー「キッパーがここまで嫌悪感を露わにするなんて相当だね、僕がキッパーの机の上で正座した時みたいな顔してるよ?」

徳丸「お前ヤベェな、この俺様をドン引きさせるなんてとんだ野郎だ」

キッパー「黙って消え失せろ、その羽引き千切るぞ」

徳丸「させる訳無ぇに決まってるっつうの!」

マッダー「キッパーの周りって面倒なのばっかりなんだね」

徳丸「あ?やんのか兎野郎」

キッパー「出て行けと言っているだろうが……殲滅されたいのならば話は別だが」

徳丸「おいおい冗談は止めてくれよなぁ、夜しか動けやしねぇ吸血鬼共がオレ達の敵になる訳無いっつうの!」

キッパー「矢張り天狗は頭が悪い様だ……我々が黙って耐え忍んでいたとでも思っていたのか?」

徳丸「……俺様達天狗は損得ってのが分からなくてよ、また仕掛けるかも……なぁ?」

キッパー「……次は我々が貴様等を討ち滅ぼす」

徳丸「やれるもんならやってみろっつーの!あばよ!」

マッダー「……別の窓割っていったね」

キッパー「……次から天狗のみ弾く窓にしろ」

マッダー「そんな都合の良い代物聞いた事無いよ」