天狗VS西洋の鬼

Last-modified: Sat, 04 May 2019 22:49:30 JST (1841d)
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徳丸「よォ、久し振りに俺様が来てやったぜえええェ?」

 

キッパー「……貴様、一体何をしに来た?」

 

マッダー「窓を割ってくるだなんて……キッパー、ラバックの知り合いか何かかい?」

 

キッパー「知り合いだと?敵でしか無いが」

 

徳丸「ちょっとした事を延々根に持つとかよォ……吸血鬼ってのは面倒な奴しか居ねェのかァ?」


キッパー「……実に不愉快だ」

 

マッダー「キッパーがここまで嫌悪感を露わにするなんて相当だね、僕がキッパーの机の上で正座した時みたいな顔してるよ?」

 

徳丸「お前ヤベェ奴だなァ……この俺様をドン引きさせるなんてとんだ野郎だぜェ」

 

キッパー「貴様黙って消え失せろ。その翼、根元から引き千切るぞ」

 

徳丸「させる訳無ェに決まってンだろォがよォ!」

 

マッダー「キッパーの周りって面倒なのばっかりなんだね」

 

徳丸「あ?やンのか兎野郎ォ!」

 

キッパー「出て行けと言っているだろうが!殲滅されたいのか?」

 

徳丸「おいおい冗談は止めてくれよなァ、夜しか動けやしねェ吸血鬼共が俺様達の敵になる訳無いだろうがよォ!」

 

キッパー「矢張り天狗は鳥頭か。我々が黙って耐え忍んでいたとでも思っているのか?」

 

徳丸「すまねェなァ。俺様達天狗は損得ってのが分からなくてよォ……また戦争仕掛けちまうかもなァ!?」

 

キッパー「……次こそは我々が貴様等を討ち滅ぼす」

 

徳丸「やれるもんならやってみるんだな吸血鬼共ォ!あばよ!」


マッダー「……彼、別の窓割っていったね」

 

キッパー「……天狗のみ弾く窓にする必要が有るな」

 

マッダー「そんな都合の良い代物聞いた事無いよ」