20160203文章

リプレ「そういえば」

アイシーン「あら、何かしら？」

リプレ「まめ、いくつくえばいいんだ？」

アイシーン「……言われてみればそうよね」

リプレ「アイシーンはいくつだ」

アイシーン「リプレ？」

リプレ「なに」

アイシーン「次は無いわよ」

リプレ「わかった」

スリート「あわわ……」

コア＝トル「リプレも豆撒きしたら？」

リプレ「おにはそとー」

スリート「鬼は外ー！」

ラム「目、目ガ……ッ！」

スリート「ご、ごめんなさい！」

ラム「は、反射シタ豆が目ニ……」

コア＝トル「正に魔目を滅した訳だ」

リプレ「おまえのめも」

コア＝トル「待ってそれ単に目潰しギャー！」

水霧「鬼は外」

至「わー！逃げろー！」

昴「痛ぇよ！鬼は二荒だろ！？」

水霧「鬼は外」

昴「狙ってんじゃねぇ！」

輪音「福は内ー」

昴「おい白浜痛っ……さり気なくお前の豆を俺の豆に移動させてんじゃ、痛ぇ！」

水霧「鬼は外」

昴「ミナギリの方が鬼じゃねぇか！」

至「やっつけろー！」

マッダー「節分だから豆撒きを」

キッパー「法で禁止されているが」

マッダー「炒ってなければ大丈夫なんだよね？この前豆乳飲んでたし」

キッパー「……だからどうした」

マッダー「こしあんなら」

キッパー「何故大丈夫だと思ったのか知りたい物だな」

マッダー「キッパー首絞まってるから！」

ながし「節分と言えばやっぱり大豆ですよね」

ラバック「！？」

ながし「……そんなに驚く事ですか？」

ラバック「ながしから人参以外の野菜が出てくるなんて思わなかったよう」

ながし「失礼ですねぇ、それで恵方巻きっていうのが有るそうなんですよ」

ラバック「雲行きが怪しくなってきたよう」

ながし「私考案したんですよ」

ラバック「想像は着くけど聞いてやるよう」

ながし「恵方人参です！」

ラバック「結局人参かよう」

ながし「人参を恵方巻きに見立てて……って、反応悪いですね」

ラバック「想像以上に想像通りだったよう」

秋義「先生！鬼は外！」

エスプリースト「……宝藤、君は保健室で豆を撒く事が許されると思っているのかい？」

秋義「あ、いや、その」

エスプリースト「豆を踏んで転ぶ可能性を考えるように」

秋義「し、失礼しましたっ！」

エスプリースト「掃除して出て行きなさい！」

秋義「はい！喜んで！」

グノーム「ちょっと！図書館に豆撒いたの誰！？」

秋義「あ、俺だ」

グノーム「図書館以外にしてよ！」

秋義「図書館もダメか……」

グノーム「……も？」

秋義「さっきエスプリースト先生に怒られて……」

グノーム「そもそも学校で豆撒きするのが間違いだよ？」

樹「今日は節分です」

永住人「豆？」

樹「いえ、それだけではなく」

楓「蒟蒻と巻繊汁と蕎麦と鯨と鰯と恵方巻きは？」

陸「節分関連全部だ……」

永住人「陸簀巻きにすれば恵方巻きじゃない？」

陸「惴獣なんだと思ってるの？」

楓「食べられないし」

樹「問題はそこじゃないですよ」

史徒「毎年この日だけは我々河童の反逆が許される……」

雷火「え？……あ、節分！！」

史徒「あの鬼共をこの……よっと、豆ガトリングガンで打ち抜こうという魂胆だ」

雷火「想像以上に武器だ……」

史徒「この位仕返してもお釣りがくるとは思わんかね？」

雷火「そ、そうなのかな……？」

文「今日は柊鰯をよく見るわ～、嫌になっちゃうわね～……」

史徒「見つけたぞ鬼共め！日頃の横暴を今此処で晴らしてくれる！」

文「あら～、少し位なら豆を当たってあげても～………！？」

史徒「全力で潰してやろう！」

文「待って～、今の無しに～……いたたたた」

寸「……姉さん、今日は節分なのによく外に出る気にっ！？」

文「先に言って頂戴な～、ボロボロにされちゃったわよ～？」

寸「……な、何が」

文「ガトリングガンは狡いと思わない～？」

寸「……外、出なくて良かった」

文「普段から出ないじゃないのよ～」

輪音「……今年もこの日がやってきたわね」

昴「地獄だな……」

ペッポー「うおっ！？何だこの豆の山は！」

昴「捕まえろ！コイツも不死だから長生きの筈だ！」

ペッポー「な、なんだよ……」

ラム「さアサア健康を願って豆ヲ食べるのデス！」

ペッポー「じ、地獄を味わうのは嫌だあああ！」

スリート「鬼はー外、福はー内！」

リプレ「ぐわーやられたー」

スリート「……ちょっと鬼がかわいそうだね」

コア＝トル「その程度でへこたれる鬼じゃないよ？ほら、リプレ見てみなって」

アイシーン「リプレ、拾って食べない！」

トゥヴァン「鬼と言うより鳩だな！」

リプレ「くるっくー」