蚊に刺される/お題
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> 蚊に刺される
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昴「お、マッダーじゃねぇか……ん?耳なんて掻いてどうしたんだ?」
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マッダー「いやぁ、蚊か何かにやられたみたいでかゆいんだよね」
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昴「掻かない方が良いんじゃねぇのか?」
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マッダー「そう言われてもさ、つい無意識のうちに掻いちゃうんだよね……」
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昴「薬でも塗ったらどうだよ」
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マッダー「うーん、薬かぁ……」
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昴「掻き壊すよりはマシだろ、傷口から感染症引き起こすぞ?」
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マッダー「ほら、キッパーの為にもさ、薬はあんまり使いたくないんだよね」
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昴「いや、意味がわからねぇよ」
マッダー「痒みさえ取れれば良いだけだから」
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昴「そんなん、待ってりゃそのうち消えるだろ」
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マッダー「大抵の虫刺されがそうだけどね」
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昴「俺は薬使わねぇなら我慢するしか知らねえよ」
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マッダー「掻かないようにするしかないんだね……我慢、我慢っと」
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昴「そう言いながら既に掻いてるぞ」
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マッダー「えっ!?……本当だ、もう耳を切り落とすしかないのかな……」
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昴「お前なぁ……キッパーみたいな思考になってんぞ?」
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マッダー「本当かい!それはとってもいい事だよね!」
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昴「いや、俺はそういう意味で言ったん訳じゃなくて」
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マッダー「痒みも取れた気がしてきたよ!ありがとうね!あぁ嬉しいなぁ……キッパーに自慢しに帰ろっと!」
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昴「俺の話聞けよ……しかもキッパーも自慢されても困るだろそんな事……」
マッダー「ただいまキッパー!」
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キッパー「帰って来なくて良い」
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マッダー「そんな事言わないで、お帰りって言ってよキッパー……そうそう、今日耳を蚊に刺されてギルド長に相談したんだけど」
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キッパー「……何だと?」
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マッダー「ギルド長にキッパーみたいだって言われたんだ……いいでしょ!」
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キッパー「……言っている事が理解出来ぬししたくもない、二度と話すな」
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マッダー「そんなぁ……」