河童の国

河童の国（かっぱ-くに）

国の名前自体が河童の国である。

過去に改名案は色々有ったのだが、結局河童の国が名前になってしまった。

月のハティそばの井戸から落ちて運が良いと辿り着くが、運に左右されたくない場合は非常に入国が面倒である。

人間は「特別保護住民」として一生を遊んで暮らせるが、居つく人間は中々居ない。

河童の文化は「強者には媚諂ってお帰りを、弱者には技術を持って制裁を」。

その上、そもそも他者と関わりたがる河童が少ない為にあまり他国との交流は芳しくない。

それどころかネバームーンとは種族レベルで関係が悪く、天狗残丘とも関係は劣悪。

王子や王女が百人単位で居る為政権争いが激しいが、多過ぎる故に興味の無い王子、王女も多い。