書き初め/お題

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スリート「あ、おばっちょりんさん！あけましておめでとうございます！」

陸「あけましておめでとう、スリートちゃん、リプレ」

リプレ「あけましておめでとう、いきなり陸とはおめでたいな」

陸「ありがとう」

スリート「おめでたいの……？今から書き初めするんですけど、一緒にやりませんか！」

陸「良いけど……一日からやるの？」

スリート「だって、書き初めだからです！あ、準備しておきますね！」

陸「うーん、普通明日じゃないかな……」

リプレ「わたしはそういったんが、スリートがきかないんだ」

陸「まぁ、やらないよりやった方が良いんじゃない？」

リプレ「そういうものなのか？」

陸「昔からの習わしなんてそんなものでいいのよ、特に今となってはあまり意味の無い行為ならなおさらね」

スリート「準備、できました！」

陸「ありがとうね……さて、久々だし気合い入っちゃうね！」

リプレ「なにをかくんだ？」

陸「え？書くのなんて決まってるじゃん」

スリート「そうなんですか？すぐ決まるなんてすごい！私、まだ決まってなくて……」

陸「えっ」

スリート「えっ」

陸「……まぁ、見てて」

スリート「すごい！よめない！」

リプレ「たっぴつすぎる」

陸「長生殿裏春秋富、不老門前日月遅って書いたんだよ」

スリート「なんか、すごそう……」

陸「お目出度い漢詩だよ」

リプレ「そうか、すごくめでたいな」

陸「家に飾ると良いよ」

スリート「おばっちょりんさんのお家じゃなくてですか？」

陸「私は別にいらないかなぁ」

スリート「なら、ありがとうございます！師匠に言ってキレイに飾ってもらいます！」

陸「絶対運気向くね、私が保証する」

リプレ「うったりはしないのか？」

陸「瑞獣がそういうの商売にするのはちょっと……」

スリート「わーい、師匠ー！おばっちょりんさんが書き初めくれましたー！」

アイシーン「家の中で走り回らない！」

スリート「すみません師匠、おばっちょりんさんが書き初めくれたんです！飾ってください！」

アイシーン「えぇと、おばっちょりんさんって確か……えぇっ！？」

スリート「し、師匠！？大丈夫ですか！？起きてください！！」

リプレ「まぁ、きりんのかきぞめなんていわれたら、たおれるよな」