単発集15

Last-modified: Sat, 17 Aug 2019 21:39:35 JST (1736d)
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秋義「歴史で、昔魔法使いはミサをやってたって有るじゃないっすか」

 

トゥヴァン「あるな、実際あったし今も形を変えて残ってるぞ」

 

秋義「マジっすか!?」

 

トゥヴァン「ディスコやダンスクラブ有るだろ、あれ現代のミサだ」

 

秋義「そうだったのか……」

 

アイシーン「嘘を教えないの」


エスプリースト「私がコーヒーと本を用意すると、必ず誰かが来るのは何故なんだろうね」

 

秋義「いやー、ははは……」

 

エスプリースト「ただの足首の捻挫だよ、次から箒から着地する時には気をつけるように」

 

秋義「それが出来たらここに来てないです!」

 

エスプリースト「……それもそうだね」


トゥヴァン「チャリできた」

 

コア=トル「チャリンコじゃなくて箒じゃん」

 

トゥヴァン「チャリティーのチャリじゃ無いのか!?」

 

コア=トル「違うにきまってるじゃん!というかよくチャリティーを知ってたね……」


昴「……今日は確かミナギリが作ったカレーだよな」

 

水霧「そうだけど」

 

昴「このブヨブヨした物体は何だよ、スライムの肝か?」

 

水霧「片栗粉」

 

昴「……とろみが足りなかったのか?」

 

水霧「カレー粉も足りなかったから自作した」

 

昴「……いや、そこまでしてカレーを作らなくても良いんじゃねぇか?」


トゥヴァン「良い奴が金儲けの話を教えてくれたぞ」

 

コア=トル「……で、どうしたの?騙されたの?」

 

トゥヴァン「お前がドンドン儲けて皆に金を配ってやれば英雄になれるぞと言ってやった」

 

コア=トル「何その発想ヤバイ」


モント「飯テロだなぁと思う時っていつですか?」

 

コア=トル「お腹空いた時に限ってトゥヴァンがご飯の画像をメールで送ってくる時」

 

マッダー「僕はこの前お腹空いてる中キッパーが食事しているのを見させられた時かな」

 

昴「俺の知ってる飯テロと違う」


ラム「今日も今日とてお酒が美味しいデスねー」

 

マッダー「ここは酒税が低いからね」

 

ラム「そのセイもあってかついつい呑み過ぎてシマって、売上が中々伸び悩ンじゃうんデスよね……」

 

キッパー「呑まなければ良いだけだろう」

 

ラム「それが出来てイタら、苦労していマセん!」

 

キッパー「我慢を覚えろ」

 

マッダー「キッパーもね」


ラム「いやーこの国は本当に良い場所デスね」

 

昴「そんなに俺のギルドは嫌だったのかよ」

 

ラム「仕事しナガらお酒が呑めマスから」

 

昴「わかる」

 

水霧「居た」

 

ラム「ミナギリさんモこちらに来て一緒に呑みマセンか?」

 

水霧「ギルド長、書類」

 

ラム「仕事人間デスねぇ」

 

昴「自慢の品だ」

 

水霧「早くして」


ラム「さて今日は何を呑みましょうカ」

 

コア=トル「お任せで良いや」

 

ラム「秘蔵の蜂蜜酒デスか」

 

コア=トル「さっすが!わかってるね!」

 

ラム「この仕事、私は天職ダト思っていマスから!」


至「僕にもビール頂戴ー」

 

ラム「お子様はコレでも飲んデいナサい」

 

至「わーい瓶ラムネだー!」

 

昴「ラムなだけにか」

 

ラム「面白く無いデスよ」


スリート「なーにーにーしーよーうーかーなー……悩んじゃうなぁ」

 

モント「ゆっくり選んで大丈夫ですよ」

 

ラム「えェと……納入はコレで全部デスね」

 

モント「いつも重たいのにわざわざ運んで頂けて、本当にありがたいです!」

 

ラム「いえいえ、この程度デシたらお気にナサらず……アラ、お客様が居まシタか、これは失礼しマシた」

 

スリート「わぁ!お姉さん綺麗ですね!」

 

ラム「嬉しいデスけれド、お姉さんデハないんデスよ」

 

モント「お兄さんなんですよね」

 

スリート「え?」

 

ラム「良けレバ大人と一緒にお店に来て下サイね、これ名刺デスから」

 

スリート「は、はぁ……」

 

モント(あ、パニクってるな)


ラム「今日も大量にありがとうございマス」

 

昴「最近やたらワインの減りが早くてな……」

 

ラム「何時の間にか消えてシマってイルとは……恐ろしい話デスねぇ」

 

昴「そう言いながら俺のウイスキー開けようとするな」


昴「またギルドの拡張をしたいから、工事頼むな」

 

ペッポー「ふん!物を頼むんなら頼むなりの態度が有るだろ?」

 

水霧「やらないなら殺す」

 

ペッポー「死なないんだから意味が無ぇんだよバーカ!」

 

水霧「拷問」

 

ペッポー「……うわぁ、この人間やべぇ」

 

昴「じゃあよろしくな」


ペッポー「何時の間にかこんな糞みたいな所に来ちまった」

 

キッパー「この国に何か用か」

 

ペッポー「誰がこんな夜臭い国に用なんか有るか!」

 

キッパー「ランタンも持たねば夜を見通せない鬼火にとってはそうなのだろうな」

 

マッダー「僕も夜はよく見えないけどね」


ペッポー「酒だー!僕に酒を寄越せ!」

 

ラム「あらオ客様、お金はお持ちデスか?」

 

ペッポー「金なら幾らでもくれてやるから早く出せ!」

 

ラム「幾らでもデスね、わカリましタ」

 

ペッポー「……綺麗に一文無しにしやがって!」


スリート「あ、カボチャですよ師匠!」

 

アイシーン「あら本当ね、ハロウィンでも無いのに」

 

ペッポー「僕は見世物じゃないぞ!」

 

スリート「ヒッ!……う、ぅええ」

 

リプレ「かぼちゃは、いいまとになりそうだな」

 

ペッポー「お、おいやめろ!やめろ撃つな!おい!お前らも止めろよ!」


ラム「今日もボトル、開けテシまいマシた……」

 

マッダー「何本目だい?」

 

ラム「まだ一本デスが、こレカら後四本は開けてしまうかも知れマセンね」

 

キッパー「賭けても良い、七本だな」

 

マッダー「十本行っちゃうんじゃない?」

 

ラム「……私の目の前で行う賭ケに、意味は有るんデスか?」


モント「いらっしゃいませ……お客様、目の隈凄いですよ!?」

 

ペッポー「何でお前は無いんだ!?僕が毎晩練り歩いて外を明るくさせて寝付きを悪くさせてやってんのに!」

 

モント「あぁ……隣があの店なら多少の事じゃ起きませんよ?」

 

ペッポー「ちくしょー!」


ペッポー「ふん!出来たぞ!お前は出来ないのに僕は出来るんだぞ、感謝しろよな!」

 

トゥヴァン「そうなんだよ、中々届かなくてな……本当にありがとうな」

 

ペッポー「ぼ、僕に感謝するなー!!!」

 

トゥヴァン「……金、渡しそびれたな」

 

コア=トル「儲けたじゃん」

 

トゥヴァン「その考えはどうなんだ」


アイシーン「きちんと笑顔で接客出来るように練習よ」

 

スリート「い、いらっしゃいませ!」

 

アイシーン「言いよどまない!」

 

スリート「は、はい師匠!」

 

リプレ「よう、らっしゃい」

 

アイシーン「本当にやったら怒るわよ?」

 

リプレ「もうおこってるくせに」

 

アイシーン「わかっているのなら辞めなさい」