単発集１４

秋義「あー読書感想文とかやる気しねぇ」

グノーム「芥川とかなら読みやすいんじゃない？『あばばばば』とか『鼻』とか」

秋義「確かに興味は出るけども感想文の方がなぁ」

グノーム「そっち！？」

秋義「なぁ幾何学のカってどんな字だ？」

グノーム「まずキが書けるの？」

秋義「戒だろ」

グノーム「色々間違い過ぎててどこから指摘すればいいの……」

秋義「これ何すか？」

エスプリースト「あぁ、これかい？以前兎を助けた礼に吸血鬼が持ってきてね」

グノーム「何かわかる？まぁ、ほーとーは絶対に知らないだろうけど」

秋義「絶対当ててやる……わかった！チョコレートの噴水の奴！」

トゥヴァン「それはチョコレートファウンテンだし違うぞ」

アイシーン「正解はケーキスタンドよ」

秋義「いやー、惜しかった！」

エスプリースト「惜しくないよ」

秋義「今日みたいに、風が強い日こそ……そんな日にこそ、やらなくちゃいけない事がある！」

グノーム「わかる」

秋義「そう、TMrev」

トゥヴァン「あー、言いにくいが今日は早時休校だぞ」

秋義「……寮でなら！」

エスプリースト「そんな奴は2度と治療しないからね」

秋義「ですよね！」

アイシーン「静かに！」

マッダー「そういえばキッパーの誕生日っていつなの？」

キッパー「誕生日……？そんなものは吸血鬼に存在しないが」

昴「アレだろ、毎日が誕生日なんじゃないか？悪魔的な」

コア＝トル「毎日が日曜日？」

キッパー「貴様とは違う」

コア＝トル「別に私無職じゃないし！！」

コア＝トル「……って事が有ったんだよ、ヒドくない！？」

トゥヴァン「そうだな、そんな事があった今日は店番を任せた筈なんだがな」

コア＝トル「あっ……それは、そのぉ……」

スリート「ダメだよ！お仕事はちゃんとやらなくちゃ！」

アイシーン「毎日が日曜日でも、あながち間違っていないじゃない……」

水霧「今日はスライムの串焼、まず砂肝」

昴「へぇ、スライムに砂肝なんてあるんだな」

輪音「何言っているのよ、スライムに砂肝なんてある訳がないじゃない」

水霧「え」

昴「じゃぁこの串焼きの原材料って、おいちょっ待てミナギリ！おいどこ行くんだよ！おい！！！

トゥヴァン「夏休み大型宝クジ当たった……！！！」

コア＝トル「パーっと使おうよ、パーっと」

トゥヴァン「いつもパーっと使って金ないからコレでトントン位だろうな」

コア＝トル「良いじゃんよ、パーっと！」

トゥヴァン「……よし、募金しようと思う」

コア＝トル「良い人過ぎて反論できない」

昴「今日7月10日は納豆の日らしいぞ」

至「だからって納豆ご飯だけー？」

昴「ちょっと待ってろ、今味噌汁作るから」

輪音「インスタントなんて事、ないでしょうねぇ？」

昴「たまには節約してだな……」

水霧「なら私が味噌汁作るから」

昴「やめてくれお願いします！！！」

スリート「うわあああん」

楓「何も悪い事してないから泣き止んでくれ……」

永住人「何、さっき幼女泣かせてたの？」

楓「泣かせてないから」

永住人「なーかせたーなーかせたーよーうじょーをーなーかせたー」

楓「イラつく」

樹「何してるんですかお二人とも」

楓「また誤解されてるがな」

スリート「ぅわああああああ！！！」

アイシーン「昼寝していたと思ったら……一体、どうしたのよ？」

スリート「怖い夢を見たんです……！」

トゥヴァン「どんな内容だったんだ？」

スリート「トゥヴァンさんのリボンを引っ張ったら一緒に髪の毛もズルッとする夢です」

コア＝トル「何その楽しそうな夢」

永住人「本当に豆腐の角、頭ぶつけて死ぬもんなのかな……」

楓「うし実際に」

樹「やったらシバきますよ」

永住人「おいお前の口の悪さが樹っつぁんに移ってるぞ」

楓「何でも私のせいにすんなや」

樹「そのままお二人が暴れてもシバきますよ」

スリート「風船、木に引っ掛かっちゃった……」

アイシーン「また買ってあげるから諦めなさい」

スリート「あの風船じゃなきゃイヤなんです！」

#12540;スト「あきらめられるように、わるか？」

スリート「なんで！？」

モント「最近、眠りが浅くてつらいんですよ」

昴「隣が破損壊だからじゃないか？」

モント「いや、最近は静かなんですよ……それがまた怖いんですけどね」

トゥヴァン「ほう？」

モント「あ……ど、どこから聞いてました？」

トゥヴァン「最近眠りがからだな」

モント「最初からじゃないですか！」

秋義「今日は何の日だ？」

グノーム「8日？毎月の事だけどお米の日だよ」

秋義「変な日もあるんだな……まぁ今日は俺の昼飯冷やし中華だったけど」

グノーム「お米食べろ！！！」

秋義「！？」

水霧「生麦生米生卵」

昴「いいかミナギリ、それは早口言葉であってレシピじゃねぇ」

水霧「炒めてくる」

昴「俺が！俺がやるから！やらせてくれ！」

アイシーン「指切り拳万嘘吐いたら針千本飲ます」

秋義「頑張りまーす」（どうせ言葉だけだろうな……）

エスプリースト「指切り拳万嘘吐いたら針千本飲ます」

秋義「頑張りまーす」（多分やらないはず）

トゥヴァン「指切り拳万嘘吐いたら針千本飲ます」

秋義「が、頑張ります！！」

モント「そういえば、ネバームーンのお城の周りに水溜りって一切無いですよね」

マッダー「日光の照り返しでキッパーが危ないからね」

昴「お前ひとつひとつ虱潰しにしてんのか？」

マッダー「勿論雪掻きもするよ？」

昴「……お前、すげぇな」

ラバック「トリックオアトリートだよう」

ながし「……え？時期外れにも程が有りますけど……頭、大丈夫なんですか？」

ラバック「お菓子くれよう」

ながし「何で無視するんですか！話をキチンと聞いて下さいよ！もう！」

ラバック「本当にながしは冗談通じねぇよう」

ながし「私のせいにしないで下さい！」

秋義「腹減ったー」

グノーム「我慢しなよ……」

秋義「あーあ、ここの本が食い物だったら良かったのにな……」

グノーム「それは私が困るよ！」

秋義「やっぱだめか」

グノーム「もー……あ、ポケットから飴出てきた！あげようか？」

秋義「マジで！何味！？」

グノーム「コンソメ味」

秋義「それスープの素じゃね？」