セロリ/お題
freeze
> セロリ
アイシーン「こら、ちゃんとセロリも食べなさい」
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スリート「えぇーっ、美味しくないですよ!」
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アイシーン「リプレを見習いなさい」
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リプレ「くさみけしにはもってこいだからな」
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スリート「私リプレさんみたいにくさくないもん!」
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リプレ「えっ?わたし、くさいのか?」
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アイシーン「そんな訳ないわよ、ちゃんと冷却魔法も効かせているでしょう?」
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スリート「私、本で見ましたもん!セロリはお肉の臭み消しに使う、って!」
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リプレ「なあ、わたし、くさくないよな?」
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アイシーン「リプレ、スリートの好き嫌いの言い訳でしかないのだから落ち着きなさい」
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リプレ「スリート、ほんとうに、わたし、くさいのか?」
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スリート「……」
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リプレ「ほら、いいよどむじゃないか!わたしはくさいんだ、くさいんだ!」
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アイシーン「こらリプレ!暴れないの!」
アイシーン「……ひとしきり暴れて落ち着いたかしら?」
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リプレ「……すまん」
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アイシーン「後で掃除して貰うわよ……スリート!」
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スリート「ひっ……は、はいっ、師匠!」
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アイシーン「セロリが食べたくないからリプレに臭いと言ったのか、それともリプレは臭いのか……正直に答えなさい」
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スリート「……セロリが食べたくなくて、ウソ……つきました……」
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アイシーン「その結果どうなったのかしら?」
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スリート「リプレさんが、テーブルを壊しちゃいました……」
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アイシーン「たったひとつの嘘がここまでの結果を生む事も有るのよ?」
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スリート「ごめんなさい……」
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リプレ「スリート、うそはよくないぞ」
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スリート「はい……リプレさんも、ごめんなさい」
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リプレ「また、うそついたらまたあばれるからな」
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アイシーン「辞めて頂戴!」
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リプレ「あと、すききらいせずに、ちゃんとたべなきゃだめだぞ」
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スリート「はい……ちゃんと食べます……」
スリート「……って事があったんです……」
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ラム「そうデスか……所でそのスープなんでスケど、セロリで香り付けしてマスよ」
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スリート「ええっ!?わかんなかったです!」
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ラム「良かったデスね、克服でキマしたよ」
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スリート「やったー!」